丸山大貴さん

"バグパイプも音漏れしない ケルト音楽の魅力を伝える店舗兼住居"

ミュージションひばりが丘北

丸山大貴さん(「ケルトの笛屋さん」店長)

24時間音楽演奏が可能な防音マンション「ミュージション」の部屋を訪ねて、“音楽のある暮らし”をのぞき、その魅力を語る企画。第13回は、編集部がミュージション担当の戸口と小熊とともに、「ミュージションひばりが丘北」にお住まいのバグパイプ奏者、丸山大貴さんのお宅を訪ねました。

部屋に整然と並べられているのは、見たこともない不思議な形の楽器たち。実は丸山さん、居住スペースの一画を使って「ケルトの笛屋さん」という楽器店を営んでいるそう。住みながら店舗としても使えるミュージションの魅力とは?

100dB以上のバグパイプでも「聞こえない」

10種類以上の珍しい民族楽器が揃う丸山さん(左)の部屋。ミュージションの小熊(中)と戸口(右)が話を伺う。
ひと部屋まるごと店舗スペースに。防音マンションだから好きなだけ試奏ができる。

戸口バグパイプといえば、キルト(スコットランドのスカート状の伝統衣装)をまとった男性が高らかに吹き鳴らすイメージ。初めて聴きましたが、想像以上の音ですね。

丸山さんバグパイプの起源はペルシャとも言われています。周囲に轟かすように響く音が特徴で、昔は氏族間の争いにおいて、味方の士気を高めながら、同時に相手を震え上がらせる武器として使われていたそう。すごい音量なので、最初は「さすがのミュージションでもバグパイプは難しいかな」と思っていました。

小熊私たちもバグパイプは初めてだったので、入居前に丸山さんに思いっきり演奏していただいて、私が隣の部屋で計測器を使って音を測定しましたね。部屋に戻ったら、丸山さんが顔を真っ赤にして息を切らしていて(笑)。

丸山さん遮音性能を確かめるならばと、本気で吹きましたからね。でも、数値を見たら結果的にほとんど聞こえていなかった。「ここまで吹いても大丈夫なんだ!」と安心しました。

編集部丸山さんはいつからミュージションを知っていたんですか?

丸山さん2〜3年前でしょうか。就職で上京の支度をしていた時です。楽器演奏が趣味だったので防音マンションを探していたらミュージションを見つけたんです。評判も良いし入居したかったんですけど、タイミングが合わなくて他の楽器演奏可物件に入居しました。そしたら、引っ越した日の夕方にはもう、ものすごい音が隣から漏れてきて……。いわゆる“お互い様物件”だったんです。

編集部それはショックですね。

丸山さん演奏時間は朝9時から夜21時までとルールで決まっていたのに、夜中の3時に電子ドラムを叩く音がドコドコ聞こえてくる。注意するのも気が引けて、「これは失敗したな」と落ち込みました。

編集部それから、このミュージションに出会ったんですね。

キッチンを廊下に独立させることで、楽器が調理中に発生する水蒸気やにおいから守られるように配慮した設計。
丸山さんの部屋は2K(Dタイプ)。全室南西向きで陽当たり良好。寝室は広々としたウォークインクローゼット付き。

丸山さん僕が勤めている「ケルトの笛屋さん」は、もともとネットショップでの販売が中心で、これまで実店舗は京都にしかなかったんです。それが、僕がこの楽器店に就職した頃に「東京で店を出して店長をやらないか?」という話をいただいて。その時の会社からの条件が「店舗に住居を兼ねること」でした。「これはチャンスだ!」とすぐミュージションに問い合わせましたね。

小熊丸山さんからご連絡をいただいた時、ちょうどこのミュージションで入居者を募集しているタイミングだったんです。すぐに内覧に来られましたね。

丸山さん最初は「23区外か」と思いましたが、調べてみると、ひばりヶ丘は池袋から急行で14分。駅から歩いてたった2分でエントランスへ到着できるので、店舗としては良い立地でした。しかも、2019年4月に建ったばかりの新築。オーナーがミュージションを気に入ったこともあり、即決でした。

農民の暮らしのなかから生まれた音楽

Dタイプの部屋は、壁紙の柄を3パターンからセレクトできる。楽器を良い状態で維持するため、棚の下に除湿剤を置くなどの工夫も。

編集部そもそも、ケルト音楽とはどのようなものですか?

丸山さんアイルランドやスコットランド、マン島、ウェールズ、フランス北部のブルターニュ地方、スペインのガリシア地方など、ケルトの文化圏とされている地域で発信される音楽のこと。もともと貧しい農民が身近にあるものを使って仕事の合間に演奏して、日々の疲れを癒していたのが始まりです。日本の「田植え唄」と少し似ているかも。

ケルト音楽を代表する楽器といえばハープ。アイルランドでは国章や硬貨にこのハープが描かれていて、国の象徴にもなっている。
ハープと同じく、アイルランドで親しまれているティン・ホイッスル。“Tin” は英語で「ブリキ」という意味。

小熊暮らしのなかから生まれた音楽なんですね。

丸山さん例えば、“spoons”という名前の楽器とか。

小熊え、食器のスプーンのことですか?

丸山さんそう。もともと食事の時間に近くにあったスプーン2本を指に挟んでリズムを刻んでいたのが始まりだと言われています。当店で取り扱っている“spoons”は、アイルランドの首都ダブリンの楽器メーカーがつくったもので、演奏しやすいように2本のスプーンをつなげたタイプです。

編集部トングのような形だから、カスタネット感覚で使えそうですね。

丸山さん面白いですよね。そんなふうに「ケルトの笛屋さん」では、ただの楽器屋ではなく、この楽器を通じて皆さんが伝統音楽の世界の楽しさや奥深さに出会い、もっともっと音楽を好きになってほしいと思っています。背景にあるストーリーも含めて、お客さんにケルト音楽の魅力を伝えたいんです。

編集部素敵。お店にはどんな方がいらっしゃるんですか?

丸山さんこれまでネットショップのファンだった方から、「リコーダーしかやったことないけど」と言う初心者の方までさまざまですね。基本は週末のみの営業で入店は自由。じっくり見たい方には、平日の予約がオススメです。

編集部笛を見に来たつもりでも、これだけ他の楽器があったら目移りして長居してしまいそうですね〜。

丸山さん最長で3時間くらい滞在した人もいらっしゃいます(笑)。少しでも興味があれば、気軽に遊びに来てほしいですね。

ケルト音楽への入り口をつくりたい

ケルト音楽の魅力を発信するため、楽器店を営む傍ら「世界初バーチャル電子バグパイパー」VTuberの運営をしている丸山さん。

編集部丸山さんはいつからこんなにケルト音楽に夢中なんですか?

丸山さん気がついたら、ですね(笑)。昔から民族音楽が好きで、中学2年の時には、まだ高い楽器が買えないのでホームセンターで水道管を買って楽器を自作していました。大きな転換期となったのは就活で東京に来た時。「これを機に民族楽器のレッスンを受けてみようかな?」と思って習い始めたら、どんどん引き込まれて。

編集部バグパイプをメインに演奏されるんですね。

丸山さん電子バグパイプも使います。

編集部電子バグパイプ……?

丸山さん電子バグパイプの中には空気の圧力センサーが入っていて、PCからケーブルを挿し、吹きながら圧力をかけてMIDI出力して使います。演奏しても後から修正できるのも魅力。と言うのも、バグパイプって管がたくさんあって、チューニングがすぐ狂ってしまう。なので、レコーディングの際は普通のバグパイプを、ライブでは電子バグパイプを、と使い分けるミュージシャンもいます。

編集部かなり繊細で扱いが難しい楽器なんですね。

丸山さん「ちゃんと吹けるようになるまで10年、体得するまで3代」と言われている楽器ですからね。長く吹き続けることが大切。だから、好きな楽器を好きなだけ演奏できるミュージションの環境は僕にとって最高の環境です。いつか本場のアイリッシュパブでギネスビールを片手に演奏する日のために、これからもっと練習しますよ。

大好きなバグパイプを好きなだけ練習できる環境を手に入れた丸山さん。これからもミュージションに暮らしながら、お店で広くて深いケルト音楽の魅力を伝え続けます。


企画:株式会社リブランマインド
⽂:原⼭幸恵(tarakusa)
写真:⼩賀康⼦

info
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