久保浩巳さん

"音響エンジニアも納得入居の住まい兼スタジオ"

ミュージション

久保浩巳さん(音響エンジニア)

24時間音楽演奏が可能な防音マンション「ミュージション」の部屋を訪ねて、“音楽のある暮らし”をのぞき、その魅力を語る企画。第8弾は、編集部がミュージション担当の戸口と営業スタッフとともに、ミュージションにお住まいの音響エンジニアの久保浩巳さんのお宅を訪ねました。

アーティストが生み出す音を録音し、本人たちが作品を通して伝えたい思いを汲み取る。そして、彼らのイメージ通りに音を表現するために技術的な調整を行うのが音響エンジニアの仕事です。久保さんは大阪で活動した後、仕事の幅を広げるため東京へ。理想的な制作環境が実現できると選んだミュージションの魅力とは?

東京での挑戦を支える高性能な部屋

仕事用の機材や楽器がすっきりと並ぶ久保さん(右)の部屋。ミュージションの戸口(中央)と営業スタッフ(左)が話を伺う。

営業スタッフお邪魔しま〜す! 機材がたくさんあって、キョロキョロしちゃいますね。

久保さんまぁ、どうぞ座ってください。

戸口いかがですか? ミュージションの暮らしは。

久保さん環境騒音が全く気にならないので快適ですよ。エンジニアの立場から見ても、遮音性能の高さを日々実感します。

戸口ご自宅で制作されることが多いんですか?

久保さんそうですね。ここ数年で音楽制作の環境が大きく変わったので、機材さえあればどこでも作業できます。

営業スタッフ以前は大阪にお住まいだったそうで。

久保さん大阪にいる頃は実家に暮らしていました。東京に来たのは、ある日突然、有名なエンジニアの方に「もっと仕事が欲しかったら東京に行け!」と言われて(笑)。確かに音楽の市場規模は東京の方が大きいし、「思い切って挑戦してみても良いかな」と拠点を移すことにしました。

営業スタッフもともとミュージションのことは知っていたんですか?

久保さんミュージションのことはネットで見て、評判が高いので気になっていたんです。仕事上、大きな音を出して作業することが多いので、防音マンションはマストだなと。連絡したらこの新しい棟がオープンする絶好のタイミングで、内覧も待たずにすぐ申し込みました。

スタイリッシュな共有スペース。玄関扉の色は階ごとに変わる。各部屋の廊下は他のミュージションに比べて幅が広いので、収納棚を置いてもまだ余裕がある。
久保さんの部屋は2K(Aタイプ)。仕事部屋と寝室を分けて使えるから、生活にメリハリが生まれる。

久保さん東京に移って来たばかりだと土地勘が無いので、アクセスの良さは魅力でしたね。あとは、この天井の高さかな。高さがあると反響の調整がしやすいんです。

編集部え、そうなんですか?

久保さんスピーカーは直接出る音に加えて、床や天井に反射した音が混ざって耳に届く。天井までの距離が低いと音は混ざりやすくなりますが、高さがあるとスピーカーの置き方次第で細かく調整できるんです。

編集部あ、だからスピーカーの位置を綿密に計算して生まれたのが、この座卓スタイルなんですね。

マスタリングの作業を行う久保さん。スピーカーの裏には「SHIZUKA」の吸音パネルを置いて反響音を調整している。

久保さんその通り(笑)。あと、機材を使う身としては200V電源が完備されているところも嬉しいですね。海外製品など100Vだと本来の性能が発揮されず弱々しく 鳴ってしまいますが、これなら力強い音が出ます。

戸口電源はミュージション担当の山下が「海外の機材も使用できるように」と提案したんです。自らもバンドマンとしての経験があるからこそ生まれたアイデアです。

自動車整備士を経て、音響エンジニアの道へ

編集部久保さんが音響エンジニアになろうと思ったきっかけは?

久保さん学生時代にバンドを組んでいたんですけど、「このまま続けてもあかんな」と、諦めて就職することにしたんです。自動車の整備士として働いていたのですが、やっぱり音楽で生きていくことを諦めきれなかった。それで、バンド以外の方法を探していたら「音響エンジニア」という仕事があることを知って。「それなら可能性があるかも」と、25歳の時に仕事を辞めて音楽の専門学校に入り直しました。

壁に掛けられているのは阪神タイガースのユニフォーム。甲子園やプロ野球のPAを担当することもあるそう。

編集部その決断力がすごい……。学校では何を学ばれたんですか?

久保さん作曲やアレンジです。卒業後は学校の手伝いを3年させていただいて、独立して個人で仕事を受けるようになったのが30歳の時。それから地元で12年ほど音響エンジニアとして活動していました。大阪にいる頃から東京の仕事は受けていたんですけど、「やっぱり質が違うな」と感じて。それに、レコーディングの仕事がある度に大阪から通うのはしんどいなと感じていたのも、引っ越そうと思った理由のひとつですね。

編集部音響エンジニアと言っても、「レコーディング」や「ミキシング」、「マスタリング」などの工程に分けられているそうですが、久保さんの専門は?

久保さん主にレコーティング担当ですね。でも、頼まれたらミキシングやマスタリングもやらせていただいています。

営業スタッフ久保さんはアマチュアから有名アーティストまで、ジャンルを問わず幅広く活動されていますよね。この部屋ではどんな作業を行なっているんですか?

久保さん平たく言うと、音の調整ですね。機材を使って各楽器のバランスを整えたり、楽曲ごとのバランスを整えたり。

編集部1曲仕上げるのにどれくらいの時間がかかるんですか?

久保さん丸1日は欲しいです。最短で1日に3曲できたら合格点。仕上がったらアーティストに聴いてもらって、そこからさらに細かい擦り合わせをします。

営業スタッフあの、僕の周りでも音響エンジニアを目指している友人がいるのですが、どうやったら久保さんのようになれますか?

久保さんアーティストや仕事関係者との信頼関係をつくることですね。一線で活躍しているエンジニアほど、どんなに無茶なリクエストがアーティストから来ても絶対に「NO」と言いません。あとは知識量を蓄える。それが無ければ、生き残るのが難しい世界だと思います。

暮らしながら響きを整える

営業スタッフ久保さんは、エンジニアの仕事のほかに音響機材の修理の仕事もされているんですよね。

久保さんはい。音響機材を自分でつくることもあります。

営業スタッフ僕もバンドをやっていたので、手づくりのエフェクターを見た時は興奮しました。

久保さん営業スタッフさん、一気にテンションが上がりましたよね(笑)。アンプをつくる人に比べたら、これは簡単ですよ。

編集部ちなみに、壁に貼ってあるこの丸い物体は?

ルームチューニング専用に開発されたレゾナンス・チップ。四方の壁に均等に貼ることで音響を調節できる。

久保さんそれは、レゾナンス・チップ。貼るだけで音の響きが良くなるんです。

編集部へぇ。日々暮らしながら響きをチューニングしているんですね。

久保さんそうですね。ヘッドフォンを付けて作業する時もありますが、それだと低音が聞こえにくい時もあるので、最終チェックの時はある程度大きな音を出しながら確認しています。ミュージションの遮音性能なら安心して大きな音が出せるので、心置きなく大きな音が出せるのがありがたい。

営業スタッフところで、この黒のギターはロックバンド「BOØWY」の布袋寅泰さんが持っているモデルですよね!? 久保さんが演奏しているところ、一度見てみたいなぁ。

久保さん昔から布袋さんが好きなんです。ギターは趣味で弾くだけなので、人前では演奏しません(笑)。

営業スタッフ残念……! でも、久保さんは音楽に対する知識が豊富で、お会いする度に「僕ももっと勉強しよう」と背筋が伸びます。これからもぜひ音楽のことを色々教えてください。

クオリティーの高い作品に仕上げるために制作環境を細部まで整え、技術向上に挑み続ける久保さん。音楽にかける入居者さんたちの夢への思いは、快適な環境を探求し続けるリブランの原動力です。


企画:株式会社リブランマインド
⽂:原⼭幸恵(tarakusa)
写真:⼩賀康⼦

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