騒音に悩む方必見!防音できる防音グッズまとめ

防音コラム2017年10月13日 by 戸口木綿子

騒音に悩む方必見!防音できる防音グッズまとめ

近所トラブルで最も多いものの1つが音に関する問題です。リラックスしたいときに近隣の音で悩まされるのも嫌ですし、自分の生活音で誰かを煩わせることも避けたいのではないでしょうか。そこで、今回は住環境から音の問題を軽減させられるグッズを紹介していきます。

壁や床は「遮音シート」や「吸音材」で音の通りを減らそう

音には、空気音と固体音の2種類があります。空気音は、人の話し声やテレビの音といった空気から伝わる音です。「遮音シート」を使うと、壁や天井、床から行き来する空気音を低減させられます。遮音シートの仕組みは、音を反射することにあります。つまり、遮音シーで覆った部屋で大きな声を出しても、音が自室へと反響して隣家へ伝わりづらいのです。同様に、隣室の音も自室に伝わりづらくなるので、空気音による騒音は多少軽減されるでしょう。遮音シートは、天井への設置には向かないですが、壁と床に貼ることができます。もう1つ注目しておきたいものが「吸音材」です。吸音材は遮音シートとは違い、音を反射させるのではなく音を吸収するのが目的のものです。吸音材を使用することでより残響音を減らし、音響的にも快適な環境に近づけることが可能です。遮音シートは、その性質上、使用すると部屋自体が音を吸収しにくくなり、音の多くが室内に反響します。その結果、自分で出した音がいつもよりもうるさく聞こえることもあり、ストレスになりかねません。吸音材と併用するのもおすすめです。

遮音シートと吸音材は、使用する場所をよく見極めることが大切です。また、性能の良い遮音シートや吸音材は値段が高いことも多いため、部屋中に敷き詰めるのはあまり現実的ではありません。音の出やすい場所周辺へピンポイントに設置して、費用を抑える工夫をしてみてください。

「防振マット」で階下への音漏れを防ぐ

建物や配管など物体を伝わる音が固体音と呼ばれるもので、子どもの走る音やドアを閉める音が固体音に該当します。壁が薄いマンションでは、特に固体音で悩まされるケースが多いため、防音グッズとしては「防振マット」や「防振シート」というものがあります。防振グッズも遮音シートなどと同じく、壁や床に敷き詰めて使います。見た目が気になる方には、「防音カーペット」というものがあります。防音カーペットは、一般的なカーペットとは違って分厚く重みがあり、裏には防音用の層が設けられていたりします。さまざまな色や柄のものが販売されており、部屋の雰囲気を壊さずに防音対策が可能となります。また、防音カーペットは防振だけではなく吸音効果も期待できるので、一挙両得の防音グッズといえるでしょう。

窓は音の出入りが激しい場所!「防音カーテン」と「隙間テープ」で対策を

マンションの中でも、とりわけ近隣からの音が漏れ伝わりやすい場所は窓です。窓は壁と比べると厚みがなく、場合によっては若干隙間が空いていることもあります。また、普通の賃貸マンションの場合、窓は二重サッシになっていないことが多いでしょう。そのため、必然的に窓周辺はマンションの中でも音の出入りが激しい場所となります。窓からの音を軽減したいなら、普通のカーテンではなく「防音カーテン」を利用しましょう。防音カーテンの特徴は、音が通りにくい素材を使用して作られていることで、遮音と吸音の両方の効果が見込めます。ただし、防音カーテンの遮音性は、主に子どもの声や楽器の音などの中音域と高音域にだけ限定されており、風の音や交通騒音などの低音域に対してはそれほど効果が見込めないことに注意してください。窓に隙間があり、そこから音が漏れてくる場合は、「隙間テープ」を使用しましょう。隙間テープには、防音のためと断熱効果を上げるための2種類ありますが、必ず防音用のものを選んでください。防音用のものでも窓の隙間が埋まるため、必然的に断熱効果は期待できます。隙間テープを貼る前には窓を掃除し、ゴミを取り除いてテープが剥がれにくくなるように準備します。隙間テープは、窓の開閉を行っているとだんだんと傷んでくるため、頃合いを見て適宜交換して防音性能をキープしていくことがポイントです。

防音グッズを活用して音に悩まない生活を手に入れよう

防音グッズには、高い性能があるものから手軽に入手できるものまで幅広くあります。今現在悩まされている音は空気音か固体音か、部屋のどこに音トラブルの問題があるのかをしっかり見極めて、防音グッズを活用していきましょう。ただし、防音グッズにも限界があるため、静かな暮らしを送りたいのなら防音マンションへ引っ越すことを選択肢に入れることも大切です。音の悩みから解放された豊かな住環境をぜひ手に入れてください。